ハケン占い師アタルが未来を占わなかった理由

この前の記事タイトルをうっかり付け忘れて「■」となっていることに今気づきました。

気が向いたら直します(今やりなさいよ)。

 

※本日の記事はハケン占い師アタルのネタバレを含みます。

 

 さて。

今期も様々なドラマが放映されていますが、皆様何見てますか?

もともと私は民放ドラマってめったに見ないのですが、今期は「ハケン占い師アタル」を毎週見ております。

 

www.tv-asahi.co.jp

きっかけはたまたま木曜日夜九時は見るものがないから――なんですが、気づけば毎週見てますね。アタルちゃん可愛い。

 

……でもですねー。

アタルちゃんの行動とタイトルが微妙に合ってないなーと思ってました。

ドラマの中でアタルちゃんが「あなたをみます」って言って「占い」のシーンになるんですけど……。

 

個人的にはこれ「占い」じゃなくて「カウンセリング」だよな、と思ってしまって。

 

「占い」というのは、少なからず「未来」のことが含まれてる、と思うんです。

タロットでもルーンストーンでもジオマンシーでもビブリオマンシーでも何でもいいんですけど、「占い」とは「今のままで居れば起こるであろうこと」を予期して「それを回避するためのアドバイス」をするものだよなぁ、と私は思ってるのです。

 

でもアタルちゃんは「このままだったら未来はこうなる」とは言わないんですよね……彼女の目はいっつも「過去」を向いている。彼女に占ってもらった人達の「過去」に入り込んで、何があったかをくみ取って、その上でアドバイスをする。

「才能がない人間なんてこの世にいないんだよ!」と、叫ぶ。

 

……いや、いいんですけど。

面白いんですけど。

これ「占い」じゃないよなあ(二回目)。

 

……と思っていた昨日。

第8回を見て分かりました。

 

アタルちゃんが未来を見ない(見えない?)理由。

 

昨日の回では、とうとうアタルちゃんの母親が襲来します。「占い」の才能を持つアタルちゃんを連れて帰ってもう一儲けする母親に、アタルちゃんは揺れます。

「私には占いしかない……母の言う通りに……」

 

――あ、本筋外れちゃいますけど、

今までアタルちゃんを占ってきたチームDの面々がアタルちゃんを「占い返す」シーンは最高です。この人たちいい。アツイ。

 

話を元に戻して。

 

Dチームの助言を元に母親に立ち向かうアタルちゃん。

今までこの会社での出来事(毎回写真撮ってましたよね)を母親に見せ、ここでもがきたいと懇願する。そして叫ぶ。

 

「決まった未来なんて要らない!」

「私が欲しいのは真っ白なスケッチブックなの!」

※うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい。

 

このセリフを聞いた瞬間、「あーそっか」ってすんごい納得しました。

過去に何があったのかを確実に見てしまうアタルちゃん。

(毎回占っている人の過去に入り込んで、追体験しているから相当強い力ですよね)

 

もしその力を未来に向けたとしたら?

……まあ、見えてしまうでしょうね。確実な決まった未来が。

 

そんなもの、アタルちゃんは欲しくない。

だから、見ない。

 

そもそもハケン占い師アタルは「未来」をあんまり描いてないような気もします。

見直したら色々と出てきそう。

 

見直したら、で思い出したんですが。

今ちょっと話題になっている「還願」というゲーム。

政治的な理由から発売中止になっているのですが……。

いや、色々と考察しがいのあるゲームでして……。

www.youtube.com

一応、実況動画は見た。

※一部グロ表現があるので苦手な方は注意!

※ガッチマンさんの動画だとパート4が該当します。

 

やりたいなー。

はやく解決してくれないかなー。

 

後半アタルとは全然全く違う話になってしまった。いつものこと!