UVERworld【TYCOON】を語る
台風で外に出られません。
編み物もずっとやってると疲れます。
そんな訳でブログを更新します。
今日は編み物の事ではなく、音楽のこと。
大好きなUVERworldについて。
レビューみたいなものを書きます。
でも、あの曲がどうだこの曲はどうだなんてことは書けないので
- このアルバムの一言紹介文(キャッチフレーズみたいなもの)
- その理由
- まとめ
以上3段構えで書こうと思います。
書いていて足りないもの/余計なものは随時足し算引き算していきます。
そして、当たり前ですがここに書くことは、私の意見です。
もちろん貴方の意見と違うことは当たり前です。異論があって当然です。
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一言紹介文
「かつて、UVERworldを聴いていた皆様へ」
紹介文の理由
2017/08/02に発売されたアルバム。
前作の「Ø CHOIR」の発売が2014/07/02。
約3年ぶりのアルバムです。
この3年間の間……いや前後も含めれば5年間、私の周りでは結構UVERworldから離れた人がいました。
「ボーカルのTAKUYA∞が自分に酔ってきたから」
「何だかTAKUYA∞がワンマン社長みたい」
「TAKUYA∞……称賛してくれる人だけ周りに置いて、忠告を言ってくれる人は追い払ってる感じがする」
上記のようなことを、私も感じていました。
京セラドームでのMC(ジャンプ禁止だけどジャンプしていいよ! 社長が謝るからさ!)とか。
ライヴ会場に苦情が来たことを誇りみたいに言ったりとか。
TAKUYA∞の独りよがりというか、「俺が一番!」「俺が言ってることが正しい!」そんな感じを受けてました。
(それでもファンで居続けたのは、その頃はまだUVERworldのライヴに行くことと自分の存在意義を同一視していたから)
出す曲もどことなく「俺」というのを全面に出しているような。
(ナノ・セカンドとかDon't Think.Feelとか)
(今にして思えば、Don't Think.Feelが出た頃、マナーが悪いファンが多いみたいに言われてたのは、TAKUYA∞の雰囲気とかもあったような気がします)
でも、TAKUYA∞に何かあったんでしょうね。
(結婚も大きかったのかな)
「TYCOON」では「俺」ではなくて「仲間」に目が向けられています。
断わっておくと、今までだって「俺」以外は出てきました。
でもそのほとんどは恋愛対象でした。
(心とココロ、君の好きなうた、恋いしくて、THE OVER……)
けれど、「TYCOON」は今まで以上に「俺の周り」「仲間」を意識しているように私は感じます。
何故なら「LONE WOLF」という曲が強く強く「仲間」というものを歌っているからです。
ここで恐らくUVERworldファンの多くはこう思うかもしれません。
「いや、仲間だったらMONDO PIECEとか23ワードとかあったじゃないか」
確かにそうです。
でも私は「仲間」の範囲が違うんじゃないかと考えます。
MONDO PIECEはUVERworldの5人(TAKUYA∞以外)に向けて。
23ワードは6人を取り巻く男達(ファンやスタッフ)に向けて。
ライヴのMCでは女性ファンも含めて「仲間」だとTAKUYA∞は言っているけれど、曲ではあまりそれを表現していなかった。
でもそれを「LONE WOLF」という曲で表現しました。
過ごした時間や場所や 年齢は関係ない
MONDO PIECEでは「この仲間」と限定した言い方をしていました。
23ワードでは「男同士」「兄弟」なんてフレーズがありました。
「LONE WOLF」ではそうしたある種の垣根を越えて「仲間」と言っています。
TAKUYA∞の視野が広がった瞬間だと、私は思います。
まとめ
TAKUYA∞が持つ「棘」が嫌でUVERworldを聴かなくなった人達へ。
今のUVERworldはその「棘」がなくなり、「丸く」なりました。
「丸く」なったと言っても、彼らが持つ熱量は変わりません。
TAKUYA∞のことばっか書きましたけど、
他のメンバーの演奏テクニック(特に誠果さんのサックス)も聞きごたえ充分。
「LONE WOLF」の新しい要素と「Q.E.D」「シリウス」と言った昔からのUVERworld要素がミックスされた、アルバム「TYCOON」。
久しぶりに、彼らの音楽、どうですか。
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書くのに結構時間がかかりました……。
語るのって難しい……。